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東急不動産と環匠アスベスト問題の共通点

東急不動産(東京都渋谷区)と環匠(埼玉県川越市)にはアスベスト問題がある。東急不動産と環匠のアスベスト問題は外部からの指摘によって発覚したという共通点がある。

環匠は石巻市アスベスト飛散事故の原因企業である。危険物に対して高をくくり、場当たり的に対処してきたことで培われた意識が、石巻市アスベスト飛散事故につながったと考えられる。環匠はFJネクストのガーラ・グランディ木場新築工事(江東区東陽)の解体工事業者でもある。FJネクストは迷惑電話で悪名高い(林田力『FJネクスト迷惑電話』Amazon Kinle)。環匠は近隣住民に家屋調査報告書を出さなかった。住民が環匠に電話しても通じなかった。

東急不動産マンションのアスベスト使用は東急不動産消費者契約法違反訴訟で明らかになった。アスベスト使用は居住者からの度重なる問い合わせで判明した。東急不動産も住民に中々調査結果を出さなかった。施工会社のピーエス三菱など各所に問い合わせて、ようやくアスベスト使用を認めた。

居住者は2005年10月9日に販売会社の東急リバブルに問い合わせをしたが、放置された。度重なる催促や施工会社の株式会社ピーエス三菱にまで問い合わせすることにより、ようやく2005年11月26日に東急不動産株式会社住宅事業本部カスタマーセンターから回答が届いた(東急不動産株式会社「石綿(アスベスト)や石綿含有建築材料の使用の有無について(ご報告)」2005年11月25日)。

回答はマンションの数箇所でアスベストを使用しているというショッキングな内容である。東急不動産が回答を出したくないために回答を遅らせたものと推測できる。「他にも何か重大な問題を隠しているのではないか」との疑いを深めるのに十分過ぎる内容である。臭いモノに蓋をしようとした東急リバブル及び東急不動産の罪は重い。

アスベスト問題で一番恐ろしいのは「既に手遅れ」という事態である。汚染が現実化してから責任の追及をしても、取り返しのつく問題ではない。肺ガンや中皮種の発症までの期間が長いため、いざ発病してもその関連性の証明や訴訟を起こすべき企業もいないと言うことになりかねない。被害が出る以前に「建物は大丈夫なのか?」と調査や情報開示を求めなければ、それだけ対応が遅れてしまう。

大きく問題になっている有害物質を使用したことに対し、居住者への罪悪感を全く持たないのが信じられない。居住者は深い怒りを抱いている。株式会社ヒューザー(小嶋進社長)の耐震強度偽装物件とは別の意味で殺人マンションである。「皆殺しのマンション」「血まみれのマンション」「呪われたマンション」「恐怖のマンション」。三流ハリウッド映画じみたフレーズが居住者の脳裏でネオンサインを点滅させる。

東急不動産回答文書の無礼

回答が一ヶ月以上遅れただけでも十分失礼であるが、東急不動産は文書の表現でも消費者を馬鹿にしている。東急不動産の回答文書は報告書と呼べないほど杜撰でいい加減なものであった。

第一に日付がバラバラである。文書は「書類送付ご案内」と「石綿(アスベスト)や石綿含有建築材料の使用の有無などについて(ご報告)」の二枚からなる。前者の日付が2005年11月24日であるのに対し、後者の日付は2005年11月25日で異なる。作成日付が正しいとすると、「書類送付ご案内」が「ご報告」より前に作成されたことになる。しかし「書類送付ご案内」は表題の通り、書類を送付することを説明する送り状であり、回答内容である「ご報告」よりも先に作成される筈はない。

送付すべき回答文書があり、それから送付する際に送り状を添付するのが筋である。封書にある渋谷郵便局の消印は2005年11月25日であり、投函されたのは25日である。従って「書類送付ご案内」の作成日付2005年11月24日は虚偽と考えられる。恐らく少しでも早く回答した形にしようとして実際の作成日よりも前の日付を記入したものと推測される。しかし、愚かにも「ご報告」の作成日付の改竄を忘れたために姑息な小細工は見破られることになった。

第二に敬称の使い方である。封書の宛名では「様」としている。しかし「書類送付ご案内」でも「ご報告」でも居住者の個人名に殿を付している。「様」と「殿」の用法には諸説ある。官名、公名には殿を用い、私名には様を用いるとする説がある。二重敬語として本来は誤りとする見解もあるが、役職につけることが多い。

一方、様は目上、殿は同輩、目下に使用するとする説もある。実際、殿には人を見下して慇懃無礼という感じがする。いずれにしてもマンション居住者個人が民間企業の東急不動産からに対して殿で呼ばれる筋合いはない。この表現からは東急不動産が消費者を見下していることが理解できる。

第三に回答文書が速達で送られている。普通郵便で送付したところで、高々一日二日程度の差しかないのにわざわざ速達で送付する。しかし東急不動産は既に一ヶ月以上回答を遅らせている。東急不動産がもっと早く回答すれば普通郵便で送付しても、より早く回答が届いた筈である。速達便で出したところで一ヶ月の遅れが取り返せる筈もない。それとも東急不動産は金さえかければいいとでも思っているのだろうか。東急不動産は過去を反省することができないようである。

東急不動産と環匠とアスベスト問題の深刻さ

東急不動産(東京都渋谷区)と環匠(埼玉県川越市)にはアスベスト問題がある。環匠は石巻市アスベスト飛散事故の原因業者である。東急不動産は2003年9月竣工の江東区東陽の新築分譲マンションでアスベストを使用していた。同じ江東区東陽でFJネクスト(エフ・ジェー・ネクスト)は環匠をガーラ・グランディ木場新築工事の解体業者とした。

石綿含有建材の一つに岩綿吸音板(ロックウール)が存在する。吹き付けアスベストは1975年に原則使用が禁止されたが、アスベスト含有のロックウールは吹き付けアスベスト禁止後も使用され続けた(「マンションにおけるアスベスト問題について」月刊ウェンディ198号、2005年11月15日、7頁)。

「1975年に吹き付けアスベストが禁止されたあとも、1980年頃まではロックウールにアスベストを混ぜて吹き付けることが行われていました」(三浦史郎「アスベストについて聞きました」東ひろたか事務所・吉田としお事務所、マンションだより38号、2005年)。

東急不動産の問題マンションでは1階駐車場の壁に岩綿吸音板が使用されている(東京消防庁深川消防署長古家益夫作成、東急不動産株式会社代表取締役社長植木正威宛「検査結果通知書(防火対象物使用届けその1)」2003年9月16日、「防火対象物製造所等の概要表」)。上記検査は2005年9月3日に実施され、立会人は株式会社ピーエス三菱東京建築支店・西原貴博である。

環匠のガーラ・グランディ木場新築工事の関わりは木造住宅の解体工事である。木造住宅でアスベストが使われている可能性が高い箇所は屋根瓦である。薄い平板瓦の大部分は、アスベストをセメントで固め、表面を着色層で覆ったもので、化粧石綿スレートと呼ばれている。この化粧石綿スレートは、そのままではアスベストは飛散しませんが、切ったり割ったりした場合や、風雨にさらされて劣化した場合に飛散してしまう。

また、サイディング材と呼ばれる外壁材も木造住宅で使われるアスベスト建材である。サイディング材には木材系、金属系、窯業系のものなどがあり、かつての窯業系サイディング材にはアスベストが多用されていた。最近では、アスベストを使わない窯業系サイディング材が増えている。

アスベスト問題は2005年6月末、クボタの発表で一気に広まった。姉歯建築設計事務所(姉歯秀次元一級建築士)らによる耐震強度偽装事件の影に追いやられた感があるが、深刻な問題であることには変わりはない。以下の川柳もある。「ひっそりと息を潜めるアスベスト」(「朝日川柳」朝日新聞2005年12月17日、原田和洋)。

アスベストの90%以上は住宅の屋根材などの建材で使用されている(「アスベスト汚染広がる不安」湘南新聞2005年7月23日)。吹き付けアスベストの使用実態調査によると、民間建築物15万5806棟の9.4%に当たる1万4577棟で吹き付けアスベストなどが見つかり、うち1万2718棟(8.2%)では、現在もアスベストなどが露出している(国土交通省発表、2005年10月28日)。

2005年12月15日現在、アスベスト(石綿)が露出している民間のビルやマンションは1万3099棟に上る(国土交通省「民間建築物における吹付けアスベストに関する調査結果について」2005年12月19日)。地方自治体を通じた回答は調査対象物件の約75%にとどまっており、同省は来年3月までさらに報告を求める(「<アスベスト>露出ビルは1万3099棟 国交省中間報告」毎日新聞2005年12月20日)。

国土交通省発表(2005年10月28日)では建設業従事者でアスベストによる疾病者数は24人である。このうち、14人が死亡した。これは国土交通省が(社)日本建設業団体連合会など建設関係10団体を対象にした調査で、従業員と元従業員のアスベスト被害の実態を明らかにしたものである(「ニューズレター」日経コンストラクション2005年11月11日号)。

東急不動産マンション緑化の無意味

東急不動産だまし売り裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)では東急リバブル東急不動産の「売ったら売りっぱなし」体質が明らかになったが、東急不動産によるマンション建設地の緑化も無意味なものであった。江東区で250平方メートル以上の敷地で建築行為等を行う場合、事前に緑化に関する計画書を区長に提出して、認定を受けなければならない。

しかし、東急不動産物件の緑化は、その場しのぎのもので、その後のことを考えていないものであった。東急不動産物件では隣地の境のコンクリート塀に面した数十センチ程度の帯状の地帯に土を入れて草を植えていた。そこはマンションとコンクリート塀に挟まれており、日光が当たらず、雨の日は雨水が溜まった。そのために草は枯れ、泥がコンクリート塀に跳ねて、雨天の度に塀が汚れる状態であった。結局、マンション管理組合で土の上に木屑を撒くことにした。東急不動産の環境への無配慮を裏付ける事実である。


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