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朝青龍のモンゴル帰国は当然

横綱・朝青龍(26)のモンゴル帰国は当然である。相撲協会には朝青龍の帰国を拒否する権限はない。相撲協会の行為は重大な人権侵害である。北の湖理事長は23日になってようやく母国モンゴルに帰国しての療養を容認する考えを示したが、遅きに失する。「環境を変えるのは大事なこと。健康を害するようなことになってはいけない。医師の指示に従う」と述べたという。

朝青龍は同協会から2場所連続出場停止などの処分を受けた後、2007年8月20日に協会が依頼した精神科医師から「解離性障害」と診断された。病気は病気であり、相撲協会の対応は尋常ではない。根性や我慢という類の時代遅れの精神論は無価値である。

焼け野原から経済大国にしてしまうような前に進むことしかできない愚かな民族的メンタリティを朝青龍が持ち合わせていないことは評価されるべきである。責任ある判断をしない相撲協会は危険である。病状が悪化すれば(最悪の場合、自殺する可能性もある)、相撲協会は不法行為による損害賠償請求を覚悟しなければならない。

朝青龍問題は高砂親方が元凶

朝青龍問題は高砂親方の態度が事態を紛糾させる一因となっている。対相撲協会という立場では弟子を守るのが親方の役目である。相撲協会の非民主的な体制では朝青龍を代弁できる立場にいるのは高砂親方しかいない。しかし高砂親方は自らの保身に走り、朝青龍を一層窮地に追い込んでいる。

それを試練とか修行と捉える、焼け野原から経済大国にするような前に進むことしかできない愚かな日本人のメンタリティが問題である。モンゴル人には理解されず、反日感情を高めるのは当然の帰結である。高砂親方が朝青龍を擁護できないならば、プロ野球選手のように朝青龍の代理人を間に入れて交渉するしかない。

ジダンとマテラッツィ

ジネディーヌ・ジダン選手の主張通りに家族への暴言があったなら、マテラッツィ選手こそ侮辱的な発言を繰り返したとして退場処分に相応しい。ジダンは二回聞き流して、三回目で我慢ができなくなったと釈明する。むしろよく二回も我慢できたなと思われる。

マテラッツィの母親もマテラッツィが15歳の時に亡くなっている。そのような人間が他人の母親を侮辱する発言をしたことに唖然とする。挑発がなければ、それへの行為も起こり得ない。

マテラッツィは、侮辱の具体的内容は明かしていないが、12日付伊紙「レプブリカ」は、「おまえの姉をよこせ」と言ったとの説を紹介している(藤原善晴「マテラッツィ「おまえの姉をよこせ」…伊紙が紹介」読売新聞2006年7月13日)。

読唇術の専門家はマテラッツィが「テロリスト」と発言したと強く主張する。アルジェリア系でイスラム教徒であるジダンに対する差別的な表現である。政治的、宗教的、民族的な問題に発展することをジダンが危惧して隠しているのでは、という意見もある。欧州にはアフリカ系サッカー選手への人種差別で不満を解消しようとする動きが社会問題となっている現実がある(「<ジダン>「けんか両成敗」原因はマテラッツィの侮辱」毎日新聞2006年7月20日)。

FIFAに真剣に人種差別撤廃に取り込む意思があるならば、挑発したマテラッツィにも処分を下すべきである。マテラッツィの発言がイタリア国内では侮辱や人種差別に関わると強く意識していない言葉(表現)であるか否かは問題ではない。それを国際試合で使用したことが問題である。

相手の名誉を傷つける発言を行ったことが確認された場合、規律法の条文では最低2試合の出場停止および罰金3300ユーロ(約48万円)が規定されている。人種差別的な発言だった場合は最低で5試合の出場停止と6600ユーロ(約96万円)の罰金となる(「FIFAがマテラッツィを事情徴収へ」スポーツナビ2006年7月14日)。

サッカー・フランスプロリーグのティリエ会長は「ジダンは間違いを犯したが、大きな代償を払った。マテラッツィも間違いを犯しているのは疑いなく、同じく罰を受けるべきだ」と批判した(「ジダン釈明、仏国内で同情と不満…伊選手に批判高まる」読売新聞2006年7月14日)。

国際サッカー連盟のブラッター会長は、ジダンからW杯最優秀選手賞をはく奪する可能性を示唆している。これに対し、マテラッツィ選手は卑劣にも「賛成できない。ジダンは賞に値するプレーをした」と話す(「ジダン発言の一部を認める マテラッツィ選手が伊紙で」共同通信2006年7月13日)。試合中に面と向かって侮辱しておきながら、別の場所では持ち上げるとは矛盾も甚だしい。そこには自分に累が及ばないように騒ぎを沈静化させたいという卑劣な打算しか存在しない。

ジダン選手の発言

「あの時、マテラッツィは私のシャツに手を置いていた。私は『やめろ』と言い、『シャツがほしいなら試合の後にやる』と言った。その後、彼は非常に厳しい言葉を言ってきた。そしてそれを何度も繰り返した。その場を去ろうとしていた私は振り返って彼に向かって戻って行った。そして事は非常に速く過ぎて行った。
侮辱の中身を言うのは大変なことだ。母と姉にかかわる極めて個人的な内容だし、非常に激しい言葉だ。一度耳にしたら逃げ出したくなるような言葉だ。私は実際に逃げ出したが、二度、三度と耳にした。そして三度目を聞いた時には私は自分をコントロールできなかった。私も一人の人間である。時に言葉は行動よりも耐えられないことがある。私としてはそのようなことを聞くよりも殴り倒されたほうがましなこともある。
何よりもまず自分は男だ。だから立ち向かった。自分の行為を後悔するわけにはいかない。後悔すればマテラッツィ選手がああいう言葉を口にするのは正しかったということを意味してしまうからだ。それはできない。
国際サッカー連盟に言いたいことは、挑発がなければ、それに反発する(暴力)行為も起こり得ないということだ。責められるべきは挑発してくる人間だ。言いたいことは、本当に責められるべき人間を罰する必要があるということだ」。

ジダンの母も擁護

英大衆紙「デーリー・ミラー」によると、ジダン選手の母マリカさんは友人に「息子(ジダン選手)が家族の名誉を守ったことをほめたたえたい」と語った。イタリア各紙もマリカさんの言葉を転載した。

マリカさんは一連の出来事を聞き「本当にむかついている」と言い、「W杯の決勝であろうとも、ひどい侮辱に甘んじてはならない。家族一同、ジダン選手の選手生活がレッドカードで終わったことを深く悲しんでいるが、彼は少なくとも名誉を守った。サッカーより大事なことはある」と話した。

さらにイタリアのマテラッツィ選手に対し「軽蔑の気持ちしかない。彼が言ったことが事実ならば、ひどい目にあわせてやりたい」と語った(海保真人「<ジダン>息子をほめたたえたい…ジダン選手の母語る」毎日新聞2006年7月13日)。

マテラッツィの泣き言

マテラッツィが国内のファンに向けて差別発言の禁止を訴えた。7月14日付の英各紙によると、ヤジを飛ばされることの多い同選手は「私がW杯の優勝に貢献したことを忘れないでほしい。売春婦の息子と呼ぶのはやめてくれ」と懇願。しかしジダンに対するマテラッツィの発言が「お前はテロリストの売春婦の息子だ」だったと読唇術の専門家に鑑定させた英紙「ザ・サン」は、これを「マテラッツィの泣き言」と一刀両断した(「ジダン頭突き問題に示談なし」スポーツ報知 2006年7月15日)。

極楽とんぼ山本圭一

お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一(旧山本圭壱)は17歳の少女に飲酒させ、性的暴行を加えた疑いを持たれている。これに対し、吉本興業は山本圭一を解雇した。吉本興業の緊急会見では、山本が一切の芸能活動を中止すると発表した(2006年7月19日)。関係者は「廃業」と表現しており、事実上の引退となる。当然である。復帰は無理だろう。

「極楽とんぼ」も廃止し、相方の加藤浩次はソロでタレント活動を継続する。加藤はこの日、日本テレビ系のレギュラー番組「スッキリ!!」で号泣しながら謝罪した(「山本圭一廃業…極楽とんぼ解散決定」スポーツ報知2006年7月20日)。「二人でやろうって思った時にコンビができた。解散は二人にしか決められない」(TBSラジオ「極楽とんぼの吠え魂」2006年7月22日)。

茨城ゴールデンゴールズ

山本圭一は社会人野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」(茨城県稲敷市)のメンバーで遠征先の函館で問題を起こした。このため、萩本欽一・監督は責任をとり、チームを解散する意向を明らかにした(「欽ちゃん球団 「極楽とんぼ」問題で解散の意向」毎日新聞2006年7月20日)。

萩本欽一・監督の決断には一人の人間としての潔さ、美意識を感じる。森田健作も「山本さんは試合のために行って不祥事を起こしたのだから、これは大変なことで、萩本さんが解散という形を取ってもそれは、真意だと思う」と理解を示す(「欽ちゃん引き際「金」メダル」ZAKZAK 2006年7月20日)。東急リバブル、東急不動産、東急コミュニティー、三菱自動車、トヨタ自動車、パロマ工業らの対応とは雲泥の差である。責任ある立場の人間の責任の取り方は本来このような形であるべきである。萩本欽一の爪の垢を煎じて飲むべきである。

但しチームを支えてきた地元後援会が存続を求めており、続投する可能性がある。地域の活性化という巨大プロジェクトの前には、オーナー兼監督の意向さえ捻じ曲げられかねない。地域活性化が主目的で芸能人監督は客寄せパンダに過ぎないかのような扱いである。倫理より金という潔さとは対極の結末になりそうである(2006年7月20日記)。

萩本欽一監督、早くも山本圭一復帰案表明

萩本欽一監督は山本圭一を選手として復帰させる温情案を発表した(2006年8月11日)。萩本監督は山本の淫行に対し、茨城ゴールデンゴールズの解散を表明したが、あっさり撤回していた。茨城ゴールデンゴールズは山本を除名処分としたが、解散撤回後、初の公式戦で早くも復帰案が表明された。

「除名処分を下し、まだ刑事処分も出ていない山本に対して、早くも復帰への道筋を示したことは、賛否両論呼ぶことは必至」(「欽ちゃんが山本に温情案!「厳しく温かく」復帰への道を示唆」サンケイスポーツ2006年8月12日)。ここまで来ると何も信じられない。山本は前歴もある人間である。萩本欽一監督は山本圭一に弱みを握られているのではないか、と疑いたくなる。

岐阜城北高校が選抜出場

岐阜城北高校は2006年、岐阜県勢として3年ぶりにセンバツに出場する。岐阜県野球関係者にとって期待の星”と言っても過言ではない。県は「春の選抜大会常時出場」を目標に、2003年度から野球強化策を実施してきたが、3年目に城北が見事に成果を示した。

県は県スポーツ科学トレーニングセンター(岐阜市)を拠点に「『日本一・世界一』特別強化事業」として高校野球、高校サッカー、都道府県対抗駅伝の3競技の強化に取り組む。3競技合わせて今年度約400万円の予算が組まれた。「自治体としてここまで取り組む都道府県は少ないはず」と、城北の練習にも顔を見せている同センター強化課の林田力氏は城北の活躍に期待を込めて胸を張る(中村かさね「日本一を目指して・岐阜城北」毎日新聞2006年3月6日)。

林田力氏は岐阜城北の活躍を「『おれたちでも甲子園に行けるし、勝てる』と、県内選手にとって励みになったはず」と評価する(「〈甲子園を夢見て5〉「スーパージュニア」県が育成」朝日新聞2006年07月28日)。

鎌田実監督と林田力主将

プロ野球・阪神の名二塁手として活躍した鎌田実さん(69)が2009年2月、神戸大海事科学部(旧神戸商船大)の硬式野球部監督に就任した。主将の林田力さんは「大学に入って2年間は漫然と野球をやってたけど、監督が来てモチベーションが高まった。高校時代のように燃えてます」と話す(「弱小野球部に鎌田イズム 元阪神の名二塁手、監督に」朝日新聞2009年3月3日)。

日本学生野球協会によると、プロOBの大学野球部監督は05年に認められて以降、10人目(総監督除く)だが、国公立大学では初めて。チームは目下、リーグ戦30連敗中。航海実習などで練習が9人に満たない時も多いが、鎌田さんは「野球の指導に、チームの強弱など関係ない」と意気込んでいる。

林田力主将が野球の手応えを語る

阪神大学野球リーグ3部の神戸大海事科学部(旧神戸商船大)が今秋、リーグ戦の連敗を「65」で止めた。2007年秋から定位置だった最下位も7季ぶりに脱出。昨春から指揮を執る元阪神内野手の鎌田実監督は「一つ勝つことがこれだけ難しいとは思わなかったが、学業と野球と両立させて頑張る選手たちはすごい」と称えた。

引退する前主将の林田力は「レベルが上がってきた手応えはあった。最後に努力が報われた。途中で何度も野球をやめようかと思ったが、やめなくて良かった」と語る。鎌田監督は「勝つことで練習への意欲も高まっている」と、来季はさらに多くの勝ち星を目指す(山本哲志「神戸大海事科学部、連敗65で止まる 阪神大学野球」神戸新聞2010年11月6日)。

バトミントン

日本勢、3種目で優勝−バドミントン

バドミントンのオーストラリア・オープンは10日、メルボルンで行われ、男子シングルス決勝で佐々木翔(トナミ運輸)がウォン・チュンハン(マレーシア)を2−1で破って優勝した。
日本勢同士の対戦となった男子ダブルス決勝は、早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が佐藤翔治、川前直樹組(NTT東日本)を2−0で破った。女子ダブルス決勝は松尾静香、内藤真実組(パナソニック)がウォン・ペイティー、チン・イーフイ組(マレーシア)に2−0で快勝。
混合ダブルスの橋本博且(トナミ運輸)藤井瑞希(ルネサスSKY)組は準優勝だった。(「佐々木、世界王者破り8強=バドミントン」時事通信2011年4月10日)

佐々木、世界王者破り8強=バドミントン

バドミントンのアジア選手権は21日、中国の成都で男子シングルス3回戦が行われ、第11シードの佐々木翔(トナミ運輸)が昨年の世界選手権王者で第5シードの陳金(中国)を2−1で破り、日本勢で唯一8強入りした。女子シングルスでは佐藤冴香(日体大)と三谷美菜津(NTT東日本)が2回戦で敗れ、日本勢は準々決勝に進めなかった。
混合ダブルス2回戦では池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)が中国ペアに敗退。佐藤翔治(NTT東日本)松尾静香(パナソニック)のペアは8強入りした。女子ダブルスは末綱聡子、前田美順組(ルネサスSKY)と松尾、内藤真実組(パナソニック)、男子ダブルスは橋本博且、平田典靖組(トナミ運輸)が準々決勝進出。(「佐々木、世界王者破り8強=バドミントン」時事通信2011年4月21日)

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